2日目を終えて
ついに念願であった喜界島上陸の日。
朝一番の奄美大島発喜界島着の飛行機に乗った。
台風一過でこのあたりはは最高の天気。もちろん
飛行機もON TIMEで飛んだ。
飛行機に乗っている時間も約10分と、私の経験では
もっとも短いフライトで、初めてプロペラ機も乗った。
ついに、喜界島に上陸。最初に目に入ってきたのは、
バス停みたいな空港であった。
到着後は妻の母親の友人が車で色々なところへ
連れて行ってくれた。
その中でも、地下ダムと呼ばれる地下に作られた
貯水池は凄かった。詳しい説明は省くが、水源を
雨に頼っているこの島では地下ダムはなくては
ならない存在だ。
こんな近代的な設備があるにも拘らず、信号機は
島に1機しかないそうだ。それも、教育用で、島の
子供達が都会に出て困らないように本来信号機の
必要の無い箇所に設置したそうだ。しかし、押しボタン
信号の為 普段はあってないようなもの。
その後海水浴に行った。こちらも奄美同様プライベート
ビーチ状態。奄美の海もきれいだったが、喜界島の
海は更にきれいであった。
次に、妻の両親の実家回りやお墓参り。ここでついに
妻の両親が何故海のように広い心を持つようになったかを
知る事になる。
実家付近を歩いていると、会う人会う人みんなが知り合い
なのだ。その上会う人全てがみんな200%のもてなしを
してくれるのだ。ある程度予想はしていたものの、あの怒涛の
もてなしはさすがに想定外であった。
ここで生まれ育ったのだから、心が広くなるのもうなづける。
その集落一帯が皆家族といった感じであった。
まだまだ島人への道は遠いと感じた。