講師

今日は大手家電メーカM社で、静電気対策の講師を行った。
初めて講師の話が来た時は、私に講師なんて．．．と思いましたが
色んなところで経験をつむ事で何とか様になってきた。

数十人の前で壇上から講義すると考えると気が重くなるので、
私は講師の立場ではあるが、いつも聴講者と同じ立ち位置で
話すよう心がけている。
私が教える人、聴講者が教わる人ではなく、お互い教え、教えられるもの
とこの講師の仕事を位置づけることで、少し気が楽になった。

最初はすごく緊張したし、そのための準備にも時間をかけていた。
しかし、今回は何故か緊張しなかった。慣れてきたのかとも思いましたが、
どうも、少しダレてきているような気がしました。

4時間も話していると、さすがに話す内容も無くなってくるし、ワンパターンにも
なってきていることに気付き、もう一度原点に戻って、いい意味での緊張感を
持って、この講師の仕事が出来るよう自分なりにモチベーションが上がる何かを
見出さないといけないと感じている。

とはいえ、こんな私が天下のM社で講師できるようになるなんて．．．
自分でもいまだに不思議である。