甲子園

大安、晴れ、めちゃ暑。

第72回全国高等学校野球選手権大会、第7日目第3試合。
上西と甲子園へ。渋谷の旗を買って、いざ宇部商戦。
抽選で、まさかの49校中、唯一対戦相手は決まらない、大会7日目の
第三試合。小豆島旅行があったから初日、二日目はやめてほしいと
思ってたけど、まさかやった。
一塁側アルプスのチケットがとれずにやや三塁側の内野席、
ほぼバックネット裏。
試合開始前から感極まる感じがあった。泣きそうやった。
試合内容も最高。一進一退の展開3-4で迎えた9回裏。
1アウト1塁でヒットエンドラン。センター前ヒットで、よっしゃ
1・3塁と思った瞬間、3塁アウト。オレは今でもセーフと思ってる。
でも、あのときは全然諦めてなかった。
2アウト1塁で、バッターはエース喜多。初球を右中間突破の
三塁打。ヒットエンドランもかけとった。
思えば、この時から長谷監督はエンドラン好きやった。
同点に追いついたときは、上西の肩で泣いとった。
試合終了の瞬間は、腑抜けになってもうた。
第4試合、オレは帰りたかったけど、上西が天理ファンで、
つきあったら、サヨナラ勝ちしてくれた。天理はこの大会優勝。

人生で初めて体の奥底から声を出した日。