天上天下唯我独尊

強いなぁ!って言われたい

3年間、ホンマよう頑張った!

運命の初戦。
3-4で逆転サヨナラ負け。
オレはこの現実をしばらく受け入れられそうもない。
結局、息子に出場機会は与えられなかった。
今思うと、残念やったんは去年の秋の大会の出場辞退。
去年の秋、息子はショートでレギュラーやったから、大会に
出場してれば、100%スタメンやった。
結局、公式戦は一度も出場機会の無いままの引退と
なってしまった。
でも、息子はあの小さな体でデカイ奴らと一緒になって、
よう頑張った。
中学で弱小軟式野球部やったから、私学の硬式野球部なんて絶対付いて
行かれへんと思ってた。高校に入ったら、大きなると思ってた体も大きなれへんかった。
それは、幼少期にしっかり栄養を摂らせなかったオレに責任がある。
それでも、持ち前の粘り強さで3年間厳しい練習に耐えて、ベンチ入りまで
してくれた。
去年の6月から1年ちょっと、息子が高校の硬式野球でやっていけるのを、
マザマザと見せてくれた。
オレはこんな息子を心から誇りに思う。
オレに高校野球を見せてくれてありがとう。感謝してる。

1年の時から朝練で、毎朝起きひん息子を叩き起こし、弁当を作って
チャリンコの段取りまでして送り出してくれた嫁さん。
夜、晩く帰ってくる息子の為に寝んと待って、あったかい晩御飯を
作り、ドロドロになったユニフォームを洗濯してくれた嫁さん。
嫁さんがおらんかったら、息子はここまでできひんかったと思う。
嫁さんのサポートがあったから、息子は3年間頑張れたし、ベンチ入りまで
できた。嫁さんにホンマに感謝してる。
高校の運動系の部活は母親のサポート無しでは成り立たへんことが、
ようわかった。

対戦相手の箕面東が1つでも上に勝ち上がっていくことを心から願う。

オレはまだ心の整理が全くでけへん。
オレの44年間の人生でこれほど悔しかった事は無い。
オレは今まで勝つと判ってる勝負しかして来ぉへんかった。
勝つか負けるか50/50の勝負をしてこなかった。
ホンマの勝負の為に、一生懸命になって負けた経験がないから、
この悔しさを自分の中でどうしたらエエか、処理方法も判らへん。
真剣勝負から逃げる事しかでけへん。

しばらくは仕事に没頭することで現実逃避するしかない。