天上天下唯我独尊

強いなぁ!って言われたい

感動

ついに今日我が息子が枕太鼓の乗り子としてデビューする。
私はデジカメ・デジビデを持って、その瞬間を待っていた。
昨日までの台風は近畿地方を過ぎ、風はあったが予定より
2時間遅れで開始。

厳かな御祓いを受け、いざ出陣。我が息子は
6組中の6班。最後の順番である。

1班の乗り子らが太鼓を叩いて出発。この時点で
私の涙腺は緩んでいた。

息子の晴れ姿を見逃すまいと、子供のように太鼓のあとをついて行く。
次の乗り子、また次の乗り子。そしてついに息子の順番が回ってきた。

私はデジビデを必死に回し続け、息子の晴れ姿を逃さず撮った。また、写真も
一杯取った。撮影中は必死であったが、一定の撮影を終えたあと、生で見る
息子の晴れ姿。感動の一言に尽きる。もう私の無念などどうでもいい。
今私の目の前で我が息子が太鼓を叩いているのだ。こんなに嬉しいことはない。

息子の順番が終わって、『頑張ったな』って声を掛けに行ったが既に言葉にならず、
ただ息子の頭をひたすらなでていた。

最近の世の中は聞きたくないもの見たく無いものが氾濫している。
私自身も最近心がすさんでいた。
我が息子は、そんなものを一切払拭し、この上ない感動を私に与えてくれた。

今回は息子が熱い感動を与えてくれた。
いつか私が息子に感動を与える事のできるような、そんな父親になりたい。