次男
皆さんは男三兄弟の次男と聞いて、何をイメージされるだろうか?
私は『フォロー人生』の一言に尽きる。
この『フォロー(Follow)』は英語本来の意味のついていくと言う
意味ではなく、尻拭いとか後始末とかの意味。
私は男三兄弟の次男です。
書くと長くなるので、省略するとして、とにかく中学・高校では、とことん
『フォロー人生』でした。
過去ログに書き込みしたように私は幼い頃に父親を亡くし、母親に
育てられてきました。
子供ながらに母親の大変さをわかっていたので、私は出来るだけ
母親にとって『いい子』であるように努めて装いました。
兄と弟は自由でした。母親も心配したこともあったと思います。
私は、そんな母親を見てよけい自分だけは『いい子』でないと
いけない、『いい子』であるべきだ。と思い込むようになり、自分を
押し殺して生きてきました。いわいる『フォロー』も一杯しました。
私がしないと誰もしない。気が付けば『フォロー』してる自分が
いました。
私は決して、兄と弟を責めているのではない。むしろ、彼らの行動の
方が普通なのだ。健康な学生であれば、時に悪い事もする。そういう
経験も必要なのだと思う。
悪いのは私。母親をかばう為とはいえ、自分を押し殺して母親と
真正面からぶつかろうとしなかった。これは、親に対して侮辱的な
行為である。
何故今頃こんな事を書き込みしたかと言うと、私の現在の行動の
ルーツの一端がここにあるのではと考えたから。
私が人から非常識とか子供と言われる原因は、実は中学・高校時代の
過ごし方に問題があったのではないか。これを言うと怒られるからやめとこう。
母親が心配するからやめとこう。
このような思考回路が今の私の中にあるのは事実である。